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レアル移籍失敗のデ・ヘア ユナイテッドとまさかの契約延長が浮上
夢を諦め契約延長の方針とスペイン紙報道
レアル・マドリード移籍でクラブ間合意に達しながら書類の不備で急転残留となったマンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアがユナイテッドと契約延長交渉を進めていると、スペイン地元紙「AS」が報じている。
デ・ヘアは2016年夏に契約満了となり、今季終了時には移籍金ゼロで希望するクラブと契約できる。移籍市場最終日にコスタリカ代表GKケイラー・ナバスに金銭を加えてトレードとなるはずが、残留となった守護神。来季にレアル移籍を仕切り直すと思われていたが、180度逆の流れが出てきているという。
記事では「デ・ヘアは2016年に切れるマンチェスター・ユナイテッドとの契約を更新する方向になっている」と報じている。デ・ヘアは1日にジョルジュ・メンデス代理人と会談を持ち、レアル移籍という夢を諦める方針に切り替えたという。
理由は、来年の夏にフランスで行われる欧州選手権にスペイン代表の一員として出場するためだという。契約延長に応じなければ、ルイス・ファン・ハール監督は現在公式戦6試合連続でベンチ外としているが、そのまま出場機会を与えないとデ・ヘア側は分析しているという。ユナイテッドはトレードご破算により想定外の復帰を果たしたデ・ヘアを歓迎するコメントを公式サイトで出しているが、これが契約延長への第一歩だと指摘している。
想定外のトレード破談で激震のユナイテッドは、守護神契約延長という悲願を叶えるのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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