香川の同僚が新天地へ フィオレンティーナが“クバ”と合意
チームを去るクロップ時代の主力
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントの同僚が、イタリアに新天地を求めることになりそうだ。縦への突破力が武器で“クバ”の愛称で知られるポーランド代表MFヤクブ・ブワシュチコフスキが、フィオレンティーナと移籍合意に至ったという。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」と、同選手の母国ポーランドのメディア「PRZEGLAD SPORTOWY」が伝えている。
記事によると、同選手は移籍市場最終日となった31日の午前11時にドイツを出発。フィレンツェへと渡ったという。最終交渉とメディカルチェックを行い、正式契約を結ぶ見通しだと報じている。また、移籍形態は買い取りオプション付きの期限付き移籍になると伝えられている。
ブワシュチコフスキは、2007-08シーズンからドルトムントでプレー。リーグ通算197試合出場で27得点を挙げていた。ユルゲン・クロップ監督時代には、香川とも好連係を築き、主力のアタッカーとして活躍していた。
ドルトムントは開幕3連勝でUEFAヨーロッパリーグのプレーオフも突破し、好調な立ち上がりを見せている。一方で、フィオレンティーナもリーグ開幕戦でACミランを撃破するな ど、パウロ・ソウザ新監督の下でヨーロッパのカップ戦出場権を獲得するべくスタートを切った。
香川の同僚として活躍してきたブワシュチコフスキは、花の都フィレンツェで輝きを見せることができるだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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