日本代表の選手間で“スキル伝授” 鹿島MF「盗もうかな」…川崎MFから学んだ技術は?

クラブの垣根を超えた情報交換の有用性 「みんなが伸びれば相乗効果で伸びる」

 狭い場所でも正確にパスをつなぎ、効果的な崩しを見せる川崎において、三竿は中盤での“ターン”に着目。厳しいプレッシャーを受けながらもターンする技術を直接学んだという。三竿は直接レッスンについて、「ボールの引き出し方や扱い方を取得すれば、もっとプレーの幅が広がる」と意図を口にしている。

 ライバル同士ながら教えを乞うた形の三竿だが、「人の良いところをどんどん取り入れて成長したいと思っている。みんなが伸びれば相乗効果で伸びると思う」と、クラブの垣根を超えた情報交換の有用性を説く。「学ぶ姿勢は大事。普段なかなか聞けないから、聞いて盗もうかなと」と貪欲に吸収する構えだ。

 ベネズエラ戦では出番が巡ってこなかった三竿と守田。来年1月のアジアカップのメンバー選考に向けて、最後のキルギス戦で指揮官にアピールできるか。直接指導の“ターン”にも注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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