バイエルン、ユベントスで「11」番を背負うフランスの逸材を緊急補強

独紙がU-21フランス代表FWコマン獲得と報じる

 ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンが、ユベントスのU-21フランス代表MFキングスリー・コマンを移籍金総額2800万ユーロ(約38億円)で獲得合意に達したと、独紙ビルトが報じている。
 今年6月に19歳になったばかりの新鋭は昨季、パリ・サンジェルマンとの5年契約が満了となり、移籍金ゼロでユベントスに加入した。セリエA王者の背番号「11」を託されるほどの逸材で、6月6日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝バルセロナ戦(1-3負け)でも途中出場している。23日の0-1で敗れた開幕ウディネーゼ戦では2トップの一角として先発していたが、ゴールはできず。 ユベントスではリーグ戦15試合無得点。1月15日のコッパイタリアのベローナ戦で得点を記録したのが、ユーベでの唯一のゴールとなっている。
 コマンには期限付き移籍となる可能性もあり、レンタル料800万ユーロで完全買い取りオプションが2000万ユーロともイタリアでは報じられている。
 ユベントスはトップ下の補強に全力を挙げており、コマン売却益はシャルケMFユリアン・ドラクスラーらの司令塔獲得に充てる可能性は高い。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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