名将ペップはシティの「父親」 主軸のフェルナンジーニョが明かすチーム成長の舞台裏

MFフェルナンジーニョは、ペップ就任からのチームの成長について英紙で語った【写真:Getty Images】
MFフェルナンジーニョは、ペップ就任からのチームの成長について英紙で語った【写真:Getty Images】

父親と子供の会話を例に成長を証言「今ではジェスチャーだけで彼を理解できる」

 ペップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティは昨季、勝ち点100、106得点、得失点差79と記録づくめでプレミアリーグ優勝を飾った。チームの中核を担うブラジル代表MFフェルナンジーニョは、名将就任からのチームの成長について、英紙「ザ・テレグラフ」のインタビューで語った。

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 グアルディオラ監督は2016年夏にシティの指揮官に就任。初年度こそ無冠に終わったが、2年目の昨季は冒頭の記録に加え、アウェーで19戦16勝、勝ち点50という成績もプレミア新記録と圧倒的な強さを見せた。

 主軸の一人として君臨するフェルナンジーニョは、グアルディオラ監督とチームの関係をまるで“父と子”と表現し、飛躍的な成長を遂げた過程をこう説明している。

「父親が息子や娘に話す時、子供というのは最初は言われていることを理解できない。だから、父親は我慢強く、子供たちに話し続け、最終的に彼らは理解するんだ。『これをするんだ。あれはしちゃダメ』と繰り返し伝えるうちに、子供たちは成長して理解し始める。そして、それを理解できるようになったら、もう赤ちゃんではなくなる。

 ペップとも似たようなもので、最初は理解できなかった。でも、練習し、成長して、今は彼が求めていることが以前よりもよく分かる。彼を理解するのに、初シーズンほど時間はかからないよ。瞬時に分からない選手もいるけど、みんな学んでいる。今では、彼からのジェスチャーだけで僕たちは彼を理解できるさ。どんどん簡単になっていくんだ」

 今季も開幕12試合で、10勝2分と負けなしで首位に立つシティ。“父と子”のチームワークで、2連覇を果たすことはできるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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