トットナム、33億円で韓国代表FWソン獲得決定! ヒデに並ぶアジア人最高移籍金

「悪い助言」と批判された父親をかばう

 

 英プレミアリーグのトットナムが、独1部のレバークーゼンに所属する韓国代表FWソン・フンミンと5年契約を結んだと発表した。
 英衛星放送「スカイ・スポーツ」によると、移籍金は推定1800万ポンド(約33億5000万円)。2001年にASローマからパルマに移籍した元日本代表MF中田英寿氏のアジア人史上最高額に並んだ。背番号は「7」となる見込み。ソンは「スパーズファンのためになるべく早く活躍することを楽しみにしている」とコメントを発表している。
 23歳のストライカーは、韓国サッカー協会が主導している優秀選手海外留学プログラムでドイツに 渡り、ハンブルガーSVのセカンドチームでプレー。2010年1月にトップチームに正式加入した。2013-14シーズンからはレバークーゼンでプレーし、ブンデスリーガ通算で135試合出場41ゴールを記録している。
 「ESPN」によると、レバークーゼンのルディ・フェラーGMや同僚のトルコ代表FWハカン・チャルハノールはチームに無断で渡英し、メディカルチェックを受けていたソンの取り巻きや、父親を「謝った助言をしている」と厳しく批判していた。
 ソンは「僕は学校でフットボールの指導をしていた父親に学んだ。両足を使うように訓練を受けたので、自由に使える。勇敢かつ、大胆。これが僕の目指すプレーです」と語り、父親に対する感謝の意を表明していた。

 

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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