アッレグリ監督に今季限りでの退任話浮上　かつてユーベでプレーした司令塔に白羽の矢

　イタリア王者ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督に今季限りでの退任話が浮上。その後任としてジネディーヌ・ジダン氏が古巣復帰を果たす可能性があるという。スペインメディア「ドン・バロン」が報じている。

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　アッレグリ監督はリーグ3連覇を達成した前任のアントニオ・コンテ監督から2014年にチームを引き継ぎ、昨季まで4連覇。クラブとしては7連覇を達成する名指揮官ぶりを発揮している。一方で、今夏にはチェルシーやレアル・マドリードといった国外のビッグクラブからオファーが届いたことが明るみに出た。アッレグリ監督自身はユベントスと契約延長したものの、次のステップに進む可能性は指摘され続けている。

　ただ、今季終了時にアッレグリ監督が退任し、レアル・マドリードでUEFAチャンピオンズリーグ（CL）3連覇を達成したジダン氏が後継になることが、水面下では合意されていると同メディアはレポートしている。ジダン氏は現役時代にユベントスでのプレー経験を持ち、トヨタカップ（現FIFAクラブワールドカップ）での世界王者も経験。プレッシング全盛のイタリアにおいて、トップ下で不動の地位を確立した存在だった。

　さらに、ジダン氏が就任した時にはマンチェスター・ユナイテッドからフランス代表MFポール・ポグバも獲得する方針だという。ポグバにとってジダン氏は母国の英雄だが、スペインの強豪バルセロナなどが獲得を狙っているとも言われている。

　今季からポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが加入し、1996年以来となる欧州王者を狙っているユベントスだが、来季以降はチームが刷新する可能性を秘めているようだ。