韓国代表ソン、同僚の慰留を振り切りトットナムに27億円移籍決定的
レバークーゼンなどでブンデス通算135試合41得点の決定力
イングランド・プレミアリーグのトットナムが、レバークーゼンの韓国代表FWソン・フンミンを獲得することが決定的になった。衛星放送局「スカイ・スポーツ」が伝えている。
トットナムは、移籍金2000万ユーロ(約27億円)でレバークーゼンとの交渉をまとめ、メディカルチェックの後に正式契約する見通しだという。ソンは、26日にラツィオと対戦したUEFAチャンピオンズリーグプレーオフ第2戦ではメンバーに入っていなかった。
ソンは韓国サッカー協会が主導している優秀選手海外留学プログラムでドイツに渡り、ハンブルガーSVのセカンドチームでプレー。2010年1月にトップチームに正式加入した。2013-14シーズンからはレバークーゼンでプレーし、ブンデスリーガ通算で135試合出場41ゴールを記録している。
ESPNによると、レバークーゼンのルディ・フェラーGMや同僚のトルコ代表FWハカン・チャルハノールはチームに無断で渡英し、フィジカルチェックを受けていたソンの取り巻きを「謝った助言をしている」と厳しく批判していた。
プレミアリーグで活躍した韓国人では、マンチェスター・ユナイテッドなどでプレーした元韓国代表MFパク・チソン氏がいる。まだ23歳のソンは同僚の慰留を振り切り、プレミアの名門トットナムで活躍し、その領域に達することができるだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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