悪童バロテッリが古巣にメッセージ 「また会おうではなく、別れになる」

SNSに残した言葉

 リバプールから1年間の期限付き移籍でACミランに復帰したイタリア代表FWマリオ・バロテッリが、自身のフェイスブックを更新した。昨夏30億円の移籍金で加入しながらもリーグ1得点と不振に終わったリバプールとサポーターに感謝のメッセージを送る一方で、保有権を持つリバプールに戻らない可能性も示唆している。
 悪童は、レンタル料ゼロで年俸の大半を負担してくれた古巣への感謝の気持ちを示した。ソーシャルメディア上で数々の問題発言で物議を醸してきた男はこうメッセージを残した。
「リバプールFCとリバプールのファンに対し、僕にくれた時間とチャン スについて感謝したい。これはまた会おうという言葉ではなく、むしろ別れかもしれない。全ての大会で君たちを僕は応援するよ。ACミランと対戦しない限りはね」
 バロテッリは、ミランに1年間の期限付き移籍を果たす際、ミラン法務部から契約上でさまざまな奇行防止の条項を盛り込まれていると報じられてきた。保有権はリバプールが持っているが、バロテッリは今季ブレンダン・ロジャース監督から戦力外の扱いを受けていた。トップチームとの練習参加を許されず、完全なお払い箱状態だった。それだけにリバプールには二度と戻らないという可能性をメッセージに込めていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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