細貝が移籍へ ヘルタ指揮官も「何かが進行している」と示唆
Jリーグ復帰の可能性も
ヘルタ・ベルリンのMF細貝萌が、放出される可能性が高まったという。複数のドイツメディアが一斉に報じている。
細貝は現地時間25日、トレーニングに顔を見せず、クラブからは理由について何の説明もなかったという。ヨフ・ダルダイ監督は、「確かに萌については何かが進行している。しかし、それは私ではなくプレーツSDの仕事の範囲だ」と、チームの強化責任者であるミヒャエル・プレーツSDが絡む移籍話が関係していることを示唆した。
細貝に対しては、以前も古巣のアウクスブルクや2部のバーダーホルンが獲得に対する興味を示していると伝えられていた。一方 で、今回の報道ではJリーグでプレーする可能性があるとも伝えられている。
2010-11シーズンの冬の移籍市場でドイツに渡った細貝は、13-14シーズンからプレーしているヘルタが3クラブ目。Jリーグでプレーしていた浦和の後輩でもある日本代表FW原口元気の良き相談役にもなっていた。だが、昨季は負傷もあり、シーズン後半に出場機会を失った。今季も開幕からメンバー外が続く苦しいスタートになっていた。
不透明になった日本代表経験もあるボランチの去就は、残り1週間を切った夏の移籍期間の間に決まることになるのだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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