王者ユベントス史上初の本拠地開幕戦黒星 圧倒しながらウディネーゼに0-1で歴史的敗戦

打てども打てどもシュート入らず

  セリエAを4連覇中の王者ユベントスが今季開幕戦の本拠地ウディネーゼ戦で不覚を取った。ゲームを完全に制圧しながら0-1のよもやの敗戦。2015-16シーズンは黒星スタートとなった。
 イタリア代表MFアンドレア・ピルロ、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダル、アルゼンチン代表FWカルロス・テベスという黄金期を支えたメンバーが去り、戦力を刷新してのスタートだった。しかし、新「10番」のフランス代表MFポール・ポグバこそ健在なものの、イタリア代表MFクラウディオ・マルキージオや新加入のドイツ代表MFサミ・ケディラという主力が故障で出遅れた。不安を抱えたメンバー構成での開幕だった。
  しかし、試合が始まってみればユベントスが圧倒的にゲームを支配。マルキージオやケディラといった構成力のある選手が不在だったこともあり、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は3-5-2システムをチョイスし、FWには新加入のクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチを起用。両サイドからのクロスを武器にこれでもかと攻めたてた。ウディネーゼの最初のシュートは前半28分で、45分間でその1本だけだった。それほどゲームを支配しながらもゴールは遠かった。

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