ミラン指揮官、長期離脱中のメネズを絶賛 復帰後は本田と定位置争いか

「昨季の最優秀選手」

 ACミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督は、椎間板ヘルニアの再発で全治1カ月と診断されたFWジェレミー・メネズについて、「昨季の最優秀選手」と絶賛した。故障から復帰後、起用する方針も明言している。
 昨季チーム最多16得点をたたき出したメネズは戦線離脱を余儀なくされた。3日のフィオレンティーナ戦を控えた記者会見に出席した新監督は「ジェレミーは、ミランの得点王だった。最優秀選手だった。彼の復帰を待っている」と語った。爆発的なプレーを見せる反面、ムラの多いメネズだが、指揮官は最優秀選手と評価して復帰を待ち望んだ。
 ミハイロ ビッチ監督はメネズと会談後、6月に背中の手術を受けたモナコでの再診察を許可した。
「フィジカルがよくなったら、プレーさせる。彼の早く治してプレーに復帰したいという意欲が、けがの再発につながった部分もある。彼とは話をしたが、よく治してから、練習をして、よくなったらプレーするだろう」
 指揮官は今季、トップ下での起用方針を明らかにしている。そのため、トップ下で起用されている日本代表FW本田圭佑のポジション争いのライバルとなる。昨季のチームをけん引したメネズの無事の回復を祈っていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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