永久不滅の王子トッティ 来季契約延長決定的でローマ一筋25年に

ミランのマルディーニ氏に並ぶ在籍記録

 ローマの王子の物語はまだまだ終わりを見せないようだ。ASローマの一筋で今季24シーズン目を迎える元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティが2016年6月に満了となる契約を延長することが確実になっている。イタリアの移籍情報サイト「カルチョメルカート・コム」が伝えている。
 トッティは、9月27日生まれの38歳。今季の開幕直後に39歳になるが、40歳になる来季もローマでプレーをすることになるという。現在、年俸は250万ユーロ(約3億4000万円)に成果給をプラスしたものだが、ジェームズ・パロッタ会長は「トッティが望む限り、常に我々とともに前進をするんだ」と明言。トッティが現役続行を望む間はローマの選手であり続けることを強調している。1クラブの選手として迎える24シーズンは、ミランで現役生活を全うした元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏の25シーズンに次ぐものになっている。今回の契約延長により、少なくともミランのバンディエラの記録に並ぶことが確実になった。1つのクラブにキャリアをささげる、世界で希少なワンクラブマンだ。
 トッティはローマ生まれのローマ育ち。父親が熱狂的なロマニスタ(ローマのファン)であったことから、自身もロマニスタとなったという。ACミランのユースから勧誘された際には、家族の意向として断り、ローマユースへ進んだほどだ。その後、16歳にしてトップチームに登録されると1993年にデビュー。Jリーグが開幕したシーズンにプロのキャリアをスタートしていると考えれば、トッティのの息の長さが伝わるだろうか。97-98シーズンには、21歳にして背番号10を背負いキャプテンに。「イル・プリンチペ(王子様)」の愛称で呼ばれ、常にローマの顔であり続けている。

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