日本代表10月シリーズ“出場22人査定” 「キレキレの選手」と「物足りない選手」は?

巧みな抜け出しでオウンゴールを呼び込んだ川又は一定のインパクトを残している【写真:Getty Images】
巧みな抜け出しでオウンゴールを呼び込んだ川又は一定のインパクトを残している【写真:Getty Images】

決定力の低さが目に付いた大迫だが… “不在時”が不安視されるほどの安定感

■FW
○ 大迫勇也(ブレーメン) 2試合(156分)・1得点/シュート:7本
△ 川又堅碁(磐田) 1試合(24分)・0得点/シュート:0本
× 北川航也(清水) 1試合(24分)・0得点/シュート:0本

 ウルグアイ戦でチャンスを逃し続けた大迫は、決定力の低さが目に付いた。こぼれ球を押し込んで1ゴールを決めたとはいえ、好機で続けざまに枠外シュートは反省材料。もっとも、それを補って余りある安定したポストプレーを披露しており、ライバルの追随を許さない存在感は、いずれ訪れる“大迫不在時”が不安視されるほどだった。

 巧みな抜け出しでゴールを呼び込んだ川又は一定のインパクトを残している。最終的にオウンゴール判定となったが、相手の嫌がる場所に飛び込む嗅覚は評価ポイントだ。川又と同じくパナマ戦途中起用で代表デビューの北川は、効果的なスルーパスも見せたが、自身が直接ゴールに迫るプレーはなく、今後に期待か。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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