南野が3戦連発、大迫が森保J初ゴール! 日本代表、世界5位ウルグアイに2-1リードで後半へ

勝ち越し点を奪ったFW大迫(左)【写真:Getty Images】
勝ち越し点を奪ったFW大迫(左)【写真:Getty Images】

パナマ戦から先発9人を入れ替え、南米の強豪相手に互角以上の戦い

 日本代表は16日、森保一体制3試合目となる国際親善試合ウルグアイ戦に臨み、前半10分にMF南野拓実(ザルツブルク)が3試合連続ゴールとなる一撃を決め先制。同28分に同点ゴールを許すも、同36分にFW大迫勇也(ブレーメン)がチーム2点目を叩き込み、南米の強豪相手に2-1とリードしてハーフタイムを迎えた。

 森保監督はロシア・ワールドカップ(W杯)でベスト8、最新のFIFAランキングで5位の強豪ウルグアイとの一戦に、4日前のパナマ戦(3-0)からスタメンを一気に9人変更。W杯主力組で今遠征に初招集した長友佑都(ガラタサライ)、吉田麻也(サウサンプトン)、酒井宏樹(マルセイユ)、柴崎岳(ヘタフェ)、大迫の5人をピッチに送り出し、中島翔哉(ポルティモネンセ)、堂安律(フローニンゲン)、南野らとの融合を図るメンバー構成となった。

 序盤から積極的な立ち上がりを見せた日本は、前半10分にいきなりスコアを動かす。トップ下でスタメン出場の南野が、左サイドの中島から斜めに入ったグラウンダーのパスを受けると、足の間を通すトラップで鮮やかに中央へターン。そのまま右足でシュートを放つと、ウルグアイ代表GKフェルナンド・ムスレラのセーブを弾くようにしてボールがゴールに吸い込まれた。

 森保体制で覚醒する南野の3試合連続ゴールでリズムをつかんだ日本は、その後も攻勢を仕掛けていく。前半20分にはMF遠藤航(シント=トロイデン)からのスルーパスを受けた大迫がGKと1対1になる決定機を迎えたが、シュートはゴール左に外れた。

 徐々に落ち着きを取り戻したウルグアイに押し込まれ始めると、警戒していたセットプレーから同点に追いつかれる。FKからクロスボールをDFセバスティアン・コアテスにヘディングで折り返されると、ゴール前で待ち構えたFWガストン・ペレイロに同点弾を奪われた。

 それでも、日本の攻撃のリズムは崩れない。同36分、中島が強烈なミドルを放ち、これは相手GKのファインセーブに防がれるも、こぼれ球にいち早く反応した大迫がGKの股を抜く一撃を叩き込み、勝ち越しに成功した。

 前半はこのまま2-1で終了。世界トップクラスのチームを相手に、日本は互角以上の戦いを演じ、後半に金星奪取を狙うことになった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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