【データ展望】日本代表、ウルグアイ撃破の鍵は? 「ペナルティーエリア角」の攻防で上回れるか

[表2]ロシアW杯以降のウルグアイの得点傾向【表:Evolving Data】
[表2]ロシアW杯以降のウルグアイの得点傾向【表:Evolving Data】

守備のキーワードは「セットプレー・ペナルティーエリアの角」

 ロシアW杯開幕以降、7試合で12得点を叩き出す攻撃陣だが、そのうちFWルイス・スアレスが4得点、FWエディンソン・カバーニが3得点を占めており、セットプレー時にはDFホセ・ヒメネスも2得点をあげている。[表2]にまとめた内訳を見ると、セットプレーの割合は50%(6得点)だが、W杯ポルトガル戦(2-1)でカバーニとスアレスが見せたピッチを幅広く活用したワンツーからのクロスなど、セットプレー以外であってもサイドを活用する傾向にある。

 日本が特に気をつけたいのは、ペナルティーエリアの角だ。もしファウルで止めてしまえば、ウルグアイ攻撃陣の強みが発揮されることになる。9月のメキシコ戦(4-1)ではこのゾーンで受けたファウルから、直接FKとPKで2ゴール。今回はスアレスとヒメネスが招集メンバーから外れているとはいえ、FKではカバーニ、セットプレーでは長身のFWクリスティアン・ストゥアニやDFディエゴ・ゴディンがいるため、日本代表にとって最も警戒すべきエリアとなる。

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Evolving Data

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