韓国に敗れたウルグアイ、日本戦は勝利必須? 地元メディアは“現体制3連勝中”と紹介

ウルグアイ代表【写真:Getty Images】
ウルグアイ代表【写真:Getty Images】

2006年のタバレス監督就任以降で4度目の対戦、日本に3戦全勝

 日本代表は16日、キリンチャレンジカップでウルグアイ代表と対戦する。FIFAランキング5位の南米の強豪は12日に行われた韓国戦で1-2とよもやの敗戦を喫したが、オスカル・タバレス監督は本気のメンバーで日本に挑んでくる。それはウルグアイ紙「エル・パイス」のスポーツサイト「OVACION」も理解しており、「繰り返しのライバル」と表現している。

 DF長友佑都とチームメイトのGKフェルナンド・ムスレラ(ガラタサライ)、堅守アトレチコ・マドリードの軸であるDFディエゴ・ゴディン、東京五輪世代で最も飛躍が期待されるMFロドリゴ・ベンタンクール(ユベントス)、そしてFWエディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)と各ポジションにワールドクラスが名を連ねるウルグアイ。それだけ2006年から指揮を執るタバレス監督にとっても気合が入っている証拠だが、現体制になって日本対ウルグアイが実現するのは4度目で、「繰り返しのライバルの一つだ」としている。

 まず最初は、2008年8月20日に札幌での対戦で、ウルグアイが3-1で勝利した。ウルグアイには当時のメンバーはいないものの、若き日の長友が途中出場。またウルグアイは今回未招集のFWルイス・スアレス(バルセロナ)が先発出場していた。

 2010年代に入ってからは二度対戦している。まずは日本がアルベルト・ザッケローニ体制だった2013年8月14日に、宮城スタジアムで開催された試合だ。この一戦ではセレッソ大阪にも在籍したFWディエゴ・フォルランの2得点、そしてスアレスのゴールなどで4-2と日本を粉砕した。その1年後、2014年9月5日のハビエル・アギーレ体制初陣で再戦。札幌でのゲームではカバーニらのゴールをゴディンらの堅実な守備で守り切り、2-0でタイムアップとなった。

 3試合すべてで“タバレス・ウルグアイ”に軍配が上がっている。「日本はタバレスにとって連勝しているライバルとなっている」と、勝利が義務づけられる一戦ともしている。スアレス不在とはいえ、韓国戦敗戦で厳しい目が向けられるなか、本気モードで森保一監督率いる日本に向かってくることになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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