小国ジブラルタルが公式戦23戦目で悲願の初勝利 UEFAも祝福「歴史を作った」

小国ジブラルタルが公式戦23戦目で悲願の初勝利【写真:Getty Images】
小国ジブラルタルが公式戦23戦目で悲願の初勝利【写真:Getty Images】

ネーションズリーグ第3節でアルメニアを1-0で破って待望の初勝利

 2013年に正式に欧州サッカー連盟(UEFA)へと加盟したジブラルタルが、現地時間13日のUEFAネーションズリーグでついに歴史的勝利を挙げた。敵地での第3節でアルメニアを1-0で下し、公式戦23試合目にして初勝利を飾った。

 イベリア半島に位置し、イギリスの海外領土にあたる人口3万人あまりの小国ジブラルタル。UEFA加盟から5年間で、公式戦22戦全敗と苦しい歩みを続けていた。

 リーグDのグループ4、マケドニアとリヒテンシュタインに連敗して迎えた第3節は、DFジョセフ・チポリーナが決めたPKが決勝点となって1-0で勝利した。今年9月から始まった新コンペティションで、アーセナルのMFヘンリク・ムヒタリアンというスタープレーヤー擁するアルメニアから悲願だった白星を挙げた。

 試合前の国家斉唱では、会場にリヒテンシュタイン国家が流れるというミスがあり、アルメニア側が謝罪するというアクシデントもありながらの記念すべき一戦となった。UEFA公式サイトは「ジブラルタルが歴史を作った」と快挙を祝福した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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