ベルギー主将、母国リーグの八百長疑惑に“驚きなし” 「人身売買や薬物取引の世界と…」

ベルギー代表DFコンパニ【写真:Getty Images】
ベルギー代表DFコンパニ【写真:Getty Images】

衝撃の騒動にコンパニが持論 「悪い人間も多くいるということさ」

 日本人選手も多くプレーするベルギーリーグで八百長疑惑が持ち上がっている。マンチェスター・シティでプレーするベルギー代表DFヴァンサン・コンパニは母国での騒動について驚きはないとし、「人身売買や薬物取引、売春に近い」とサッカー界のあり方について持論を展開している。

 ベルギーではビッグクラブの間で選手の移籍に関する詐欺や八百長行為があったとして警察の一斉捜査が行われ、関係者が多数拘束された。その中には昨季王者クラブ・ブルージュのイバン・レコ監督も含まれるなど、同国サッカー界に衝撃を与えている。

 この騒動についてロシア・ワールドカップではベルギー代表の主将も務めたコンパニは、驚きはないと語る。華々しく見えるサッカー界にも、陰の一面が存在すると指摘している。

「これらの関係は人身売買や薬物取引、売春の世界と近いものがある。多くのお金が絡んでいる。隠された取引も可能だ。いい人間も多いが、同時に悪い人間も多くいるということさ」

 ベルギーリーグでは、アンデルレヒトのMF森岡亮太をはじめ、シント=トロイデンのDF冨安健洋やMF遠藤航など多くの日本人選手がプレーしている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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