鹿島DF内田の3109日ぶり劇的弾に親友・吉田が“愛あるツッコミ” 「あれはオウンゴール」

吉田麻也(左)が内田篤人(右)に“愛あるツッコミ”【写真:Getty Images】
吉田麻也(左)が内田篤人(右)に“愛あるツッコミ”【写真:Getty Images】

内田のシュートが相手選手に当たってゴールに吸い込まれ、ホームで劇的勝利を飾る

 鹿島アントラーズは3日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝、水原三星をホームに迎えた第1戦で後半アディショナルタイムでの大逆転勝利を収めた。元日本代表DF内田篤人は劇的な決勝ゴールをマークしてヒーローとなったが、一学年下の日本代表DF吉田麻也(サウサンプトン)は自身のインスタグラムで「あれはオウンゴール」と綴った。

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 右サイドバックで先発した内田にとって、悪夢の立ち上がりだった。まずは前半2分に相手のコーナーキックからニアサイドで触られてコースを変えられると、ゴール前で守っていた内田が肩に当てたボールがオウンゴール。その4分後には左サイドでのボールロストから相手FWデヤン・ダムヤノビッチに角度のないところから決められ、瞬く間にアウェーゴール2点を含むビハインドを背負った。

 鹿島は前半にオウンゴールで1点を返すと、後半39分にはMFセルジーニョが同点ゴール。そして、最大のドラマが後半アディショナルタイム3分に訪れた。ほぼラストプレーと目された右サイド浅い位置からのFKをセルジーニョがゴール前に蹴り込むと、相手GKがパンチングしたボールを内田がシュート。一度は相手DFに当たって跳ね返ったが、再び内田がシュートを放つと相手に当たってコースが変わりながらゴールへと吸い込まれた。

 内田が鹿島の公式戦で得点を挙げるのは、2010年3月30日のACLグループステージ第4節、アウェーでのプルシプラ戦以来、実に3109日ぶり。なんとも劇的な決勝ゴールとなったが、これに反応したのが吉田だ。

 公式インスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)で、内田がファンに向かって手を振る写真とともに、「オウンゴール。あれはオウンゴール」と投稿。同じ1988年生まれ(内田は早生まれ)で、かつて日本代表でも共闘してきた親友だからこそ、“愛あるツッコミ”をしていた。

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