新生日本代表「サバイバル第二章」 W杯復帰組6人に見るアジア杯への“骨格作り”

「本来招集したい選手がたくさんいる」と11月の“初招集”も示唆

 9、10月と二度の招集メンバーリストに名を連ねた選手は、総勢31名(追加招集含む)。その内訳を見ると、国内組17名に対し海外組14名。そしてロシアW杯組は12名に止まっている。森保監督はメンバー発表会見で、「まだまだ、本来は招集したい選手がたくさんいる」と明言。年内最後となる11月の2連戦(16日:ベネズエラ戦、20日:キルギス戦)でも、新たな選手を招集する可能性があることを示唆したが、アジアカップへの準備期間がさらに限られることを考えれば、ロシアW杯の主力メンバーがその候補と言えそうだ。

「今回招集した彼らが、どれだけアジアカップに残っていくのか。全員なのか、少数なのかは実力の世界。アジアカップに向けて情報収集をしながら選手を見ていって、その時のベストなチームを作りたい」

 9月の若手主体による“アピール合戦”のサバイバルから、新旧世代を融合しながらアジアカップ本番を見据えた「サバイバル第二章」へ。パナマ、ウルグアイというロシアW杯出場国との2連戦で、森保ジャパンの輪郭はさらにはっきりしたものになりそうだ。

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