豪代表主将ジェディナクが代表引退を電撃表明 来年1月のアジアカップは出場せず

オーストラリア代表からの引退を表明したMFジェディナク【写真:Getty Images】
オーストラリア代表からの引退を表明したMFジェディナク【写真:Getty Images】

34歳のベテランはクラブでのプレーに専念「代表引退の正しいタイミング」

 英2部アストン・ビラに所属するオーストラリア代表の主将MFミル・ジェディナクが代表引退を表明した。引退の理由はクラブに専念するためとし、自身のインスタグラムに溢れる思いを綴った。

 2008年にオーストラリア代表デビューを飾り、10年間で通算79キャップを積み上げた。代表ではキャプテンを務め、ワールドカップには3度出場(2010、2014、2018年)。2015年にはアジアカップ優勝も果たすなど、オーストラリア屈指のタレントであり、精神的支柱でもあった34歳は突然の代表引退を発表した。

「熟考の末、僕は代表を引退することにしました。オーストラリア代表でプレーすること、国を代表してあの有名な緑と金色のシャツを着ることは子供の頃からの夢でした。その機会は、夢が叶った1回だけではなく、79回も訪れ、その多くでキャプテンを務めることもできました。それは本当に誇らしく、そしてありがたいことです」

 憧れ続けた夢の代表戦士となったジェディナク。「数え切れないほど信じられないような瞬間を経験しました。それらは僕の中に永遠に残り続けます」と熱いメッセージを投稿し、1万件以上の「いいね」がつく反響となっている。

 また、ジェディナクは引退の理由について「クラブに集中し、その旅を少しでも長引かせるため」とし、代表引退を決断する「正しいタイミングだと感じている」と書き綴った。

 来年1月にはUAEでアジアカップが行われるが、ジェディナクはこの大会に出場することなく、“サッカルーズ(オーストラリア代表の愛称)”に別れを告げることになった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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