「岡崎の夜ではなかった」 リーグ杯で約1カ月ぶりスタメンも不発、英地元紙は低評価

レスターの日本代表FW岡崎慎司【写真:Getty Images】
レスターの日本代表FW岡崎慎司【写真:Getty Images】

ウルブス戦に先発も得点に絡めず途中交代

 レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司は、現地時間25日に行われたリーグカップ3回戦のウォルバーハンプトン戦(0-0、PKスコア3-1)で約1カ月ぶりとなる先発出場を果たした。ゴールに絡めず、後半16分で交代した侍ストライカーに対し、現地メディアは「オカザキの夜ではなかった」と辛辣な評価を下している。

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 ロシア・ワールドカップで負った怪我の影響により出遅れた岡崎。リーグ戦では3試合に途中出場したのみと、ポジション争いで遅れを取っている。

 ウルブスとの一戦では、8月28日のリーグカップ2回戦のフリートウッド・タウン戦(4-0)以来となる先発出場を果たしたが、得点に絡めないまま後半16分でピッチを後にした。チームは90分間を0-0で終え、PK戦を3-1で制して4回戦へ駒を進めた。

 この試合のヒーローとなったのは、PK戦で3本のシュートストップを披露したGKダニー・ウォードだった。英地元紙「レスター・マーキュリー」は、「レスター・シティがウルブスを撃破。ダニー・ウォードは傑出していたが、シンジ・オカザキの夜ではなかった」と、見出しで明暗が分かれた両選手を取り上げて選手採点を公開した。

 ウォードに対しては、10点満点中でチーム単独トップの「8点」が与えられた。DFクリスチャン・フクスやMFビセンテ・イボーラら3選手がそれに続く「7点」だった。

 その他も多くの選手が平均点と言える「6点」と評価されたが、岡崎はMFアドリエン・シウバとともにワーストタイの「5点」となった。「いつもどおり疲れ知らずの働きだったが、試合には影響を与えることがなかった」と厳しい寸評が付けられた。

 貴重なアピールの場となったカップ戦だが、岡崎にとっての試練はまだ続きそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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