ディ・マリア、PSG移籍の理由は安全性!? 「パリなら家族がハッピー」

マンUでは自宅に強盗

 マンチェスター・ユナイテッドを1年で退団し、パリ・サンジェルマン(PSG)への移籍が決定したMFアンヘル・ディ・マリアは、家族が平穏無事に暮らせる環境を望んでいる。今年2月にはマンチェスター郊外の自宅で強盗被害に遭うなど、私生活でトラブルを抱えた。恐怖からホテルで生活するなど、パフォーマンスに影響を及ぼした報じられていた。
 英「BBC」によれば、ディ・マリアは今回の移籍を受けて「パリでなら妻と子どもはハッピーに過ごせるだろう。そうすれば僕も幸せだ」と話している。ピッチ内外で充実した生活を送れるよう願っている。
 ディ・マリアは、南米選手権後の休暇から再びユナイテッドに合流することはなかった。アルゼンチンから直接カタールのドーハへ向かい、許可無くPSGのメディカルチェックを受けたことでルイス・ファン・ハール監督は激怒したという報道もあった。だが、本人は「今回の移籍は決して僕一人の決断ではない。僕とマンチェスター・ユナイテッド、PSGの3者合意のもとで行われた」とし、問題はないと主張した。
 
 英国史上最高額の5970万ポンド(約115億円)という移籍金で当時の欧州王者レアル・マドリードからユナイテッドへやってきた天才レフティーはわずか1年でチームを後にした。花の都・パリで穏やかな生活を手にし、再び輝きを放つことができるのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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