不良債権化した悪童の矜持 バロテッリ中東移籍断る

UAEアル・アハリ監督が明かす

 リバプールで不良債権化しているイタリア代表FWマリオ・バロテッリが中東からのオファーを断っていたことが判明した。5日にインテルと親善試合を行ったUAEのアル・アハリのコスミン・オラロイ監督がイタリア放送局「スカイ」のインタビューに応えている。
 2000年シーズンにジェフ千葉でもプレーしたオラロイ監督は「我々は違いを作れる選手を移籍市場の中で探しているんだ。名前は明かせないけれど、イタリアでプレーしている選手もその中に含まれているよ」と、豊富な資金力をバックに大物獲得に動いていることを示唆した。
 そして、インタビュアーが「バロテッリはどうですか?」と水を向けると、オラロイ監督はすでに獲得へ動いていたことを明かした。
「それは、すでに我々の構想にあったんだ。代理人のミノ・ライオラ氏にコンタクトを取ったが、バロテッリは我々のオファーを固辞したよ。別のチームでプレーしたいということだった」

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