ネイマール、“主将復帰戦”でブラジル歴代3位の58得点目 怪物ロナウド超えも射程圏内

ブラジル代表FWネイマール【写真:Getty Images】
ブラジル代表FWネイマール【写真:Getty Images】

W杯後初戦となったアメリカ戦で貫録のゴールを決め、主将として勝利に貢献

 ブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン)が現地時間7日、国際親善試合アメリカ戦にキャプテンとして先発出場。代表初ゴールを決めた思い出の地でもあるアメリカ・ニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで代表通算58得点目を決め、2-0の勝利に貢献した。

 ネイマールは金メダルを獲得した2016年のリオデジャネイロ五輪後にセレソンのキャプテンを一度返上。以降、ブラジルでは複数選手が持ち回りで腕章を巻いてきたが、チッチ監督は再びネイマールに大役を任せると発表した。

 そして、ロシア・ワールドカップ後初の代表活動となるアメリカとの一戦を迎えた。ブラジルは前半11分、自慢のスピードで右サイドを切り裂いたFWドウグラス・コスタ(ユベントス)のクロスをゴール前でFWロベルト・フィルミーノ(リバプール)が合わせて先制する。そして、同43分にはキャプテンのネイマールがPKを成功させ、2-0で快勝した。

 試合会場となったメットライフ・スタジアムは、2010年にネイマールが代表初ゴールを記録した原点とも言える場所。キャプテンとして再出発となった節目のゲームでもゴールを記録し、勝利に華を添えた。

 ネイマールはこれで代表通算得点を58に伸ばした。サッカー界の王様FWペレ(77得点)、怪物と呼ばれたFWロナウド(62得点)に次ぐ同国歴代3位の記録となった。

 26歳にして代表91キャップを誇るネイマール。ロナウド氏の記録まではあと4得点と射程圏内に入れ、ペレ氏の記録を塗り替える期待も高まる。この男の進化はとどまるところを知らないようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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