かつての愛弟子にエール

　バイエルン ・ミュンヘンのペップ・グアルディオラ監督が、マンチェスター・ユナイテッド移籍寸前とも報じられている、かつての愛弟子であるバルセロナのスペイン代表ペドロに「世界中どのクラブでも活躍できる」と太鼓判を押している。ESPNが報じている。

　メッシ、ネイマール、スアレスの最強3トップの後塵（こうじん）を拝しているペドロは出場機会を手にするために、2200万ポンド（約42億円）の移籍金でユナイテッド加入が間近とも報じられている。

  ACミランと親善試合で激突するアウディカップの記者会見に出席したスペイン人指揮官は、かつてバルサで指導したペドロについてこう語る。

「自分はうわさでは聞いているが、状況は分からない。私がバルセロナの監督なら、もう少し話せることもあるけれどね。彼の能力から言えば（新天地での活躍は）疑いようがない。代表で欧州王者となり、クラブで王者となった。全てを手にしている。バルサで数えきれないほど試合でプレーしたのなら、世界のどのクラブでもプレーできる。数多くのポジションをプレーできる。彼には幸運を祈りたい、偉大な人間で偉大な選手だからだ」

　レアル・マドリードから昨年に英国史上最高の移籍金で加入したアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアは、ルイス・ファン・ハール監督の戦術に合わず、パリ・サンジェルマンに移籍した。しかし、ペドロに関してはオールド・トラフォードで躍動することに疑いなしと、グアルディオラ監督は断言していた。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images