待つのではなく“つかみに行く”! 新エース候補の堂安が熱弁、日本代表「世代交代論」

MF堂安律【写真:Getty Images】
MF堂安律【写真:Getty Images】

世代交代について代表初選出の堂安が代弁 「そういう気持ちはみんな持っている」

 森保一監督率いる日本代表が3日から札幌市内で合宿をスタートさせ、新体制の初陣となる7日のキリンチャレンジカップ・チリ戦(札幌ドーム/19時)に向けて調整を進めている。4日から合流したMF堂安律(フローニンゲン)は、日本代表の世代交代について「自分たちからつかみに行けるように頑張りたい」と意欲を口にした。

 今季オランダで2シーズン目を迎えている堂安は、MF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF南野拓実(ザルツブルク)、DF植田直通(セルクル・ブルージュ)とともに合宿2日目から参加。ランニングなど軽めの別メニュー調整となったなか、ミニゲームなどを行った他のメンバーの練習を見守った。

 ロシア・ワールドカップ(W杯)を終えて新体制が動き出し、2022年のカタールW杯に向けて世代交代も同時に進み始めている。MF長谷部誠(フランクフルト)やDF酒井高徳(ハンブルガーSV)が代表引退を正式発表し、MF本田圭佑(メルボルン・ビクトリー)も代表引退を示唆。FW岡崎慎司が32歳、DF長友佑都(ガラタサライ)が31歳、MF乾貴士(ベティス)らが30歳台となり、ロシアW杯で10番を背負ったMF香川真司(ドルトムント)も来年3月に30歳を迎える。

 W杯で一区切りがつき、新体制発足で日本代表メンバーの入れ替わりも自然と促される時期だが、次世代のエース候補として注目される堂安は世代交代について「そういう気持ちはみんな持っていると思う」と代弁。その一方で、危機感も抱いているという。

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