DF不在もなぜかゴールが決まらない… 新生・日本代表、合宿2日目で早くも課題露呈?
新体制の合宿2日目でクロス練習、DF不在も精度不足で思いのほかゴール決まらず
森保一監督率いる新生・日本代表が3日から札幌市内に集合し、新体制で合宿2日目を終えた。軽いメニューの初日から一転してボールを使い、ミニゲームやクロス練習など実戦に近いトレーニングも実施したが、早くも課題を露呈している。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
スタンドから200人近いファンが見守るなか、代表チームはクロス練習に取り組んだ。中央から左右にボールを展開し、サイドに張った選手からクロスボールを供給し、中央に走り込んだ選手たちがシュートを次々と放っていく。GK三人が交代してゴール前に立ったが、クロスに対応するDFは付けず、攻撃者に有利な形でゴールが量産されるはずだった。
強風の影響もあったが、連続してネットを揺らす場面は少なく、思いのほか決まらない。クロスの精度を欠く場面もあれば、単純なシュートミスも続出。ゴールが決まるたびにスタンドから「おー!」という声が上がるものの、クロス本数に対してゴール数の割合は決して高くなく、スタンドから上がる歓声は途切れ途切れとなった。
DF不在のクロス練習で決まらなければ、当然、相手がいる実際の試合では一層精度が下がる。悪天候という条件を差し引いても、新生・日本代表のクロス・シュートの精度不足は明らかだった。
合宿2日目から合流のMF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF堂安律(フローニンゲン)らはこの練習に不参加となったが、早くも改善点が浮かび上がっている。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)
page 1/1