田嶋会長、韓国に惜敗のU-21日本代表に期待 「痛い目に遭って初めて分かることもある」

「この経験は間違いなく2020年の五輪につながる」

 2大会ぶりの金メダルを逃した日本。田嶋会長は試合後、「ソン(・フンミン)やガンバの彼(FWファン・ウイジョ)なんかがいるチームと戦って善戦した。ある程度、差があるのは分かっていたなかでよく戦ってくれた」と選手とスタッフを労った。

「最初に押されるのは分かっていて、いつも韓国は入りでガガっときて主導権を取る作戦だけど、そこで慌てずにできた。残念だったのは、延長の入りがちょっと、そのことを忘れていたのか。こういう痛い目に遭って初めて分かることもあるので、この経験が生きてくると改めて思った。この経験は間違いなく2020年の五輪につながると思う。韓国は20年に出られる選手がかなり少なく、他のアジアでもほとんど少ないなか、我々がこの経験を積めたのは非常に大きい」

 宿敵・韓国の前に涙を呑んだU-21日本代表だが、田嶋会長はこの悔しさを糧に飛躍してほしいと思いを込めていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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