レーブ監督、ドイツ代表引退のエジルの去り際に「残念」 “教え子”と直接話できず

「代表引退を本人の口から聞けず、最初は残念に思った」

 このエジルの引退劇についてレーブ監督は、「彼自身から電話がかかってくることはなかった。通常なら引退を決めた選手は自ら連絡をしてくるのだが、エジルは別の方法を選んだ」と言い、「日曜の午後遅くに彼の代理人が電話をしてきて、メストがじきに声明を発表し、引退を表明すると言われた」と振り返った。

 レーブ監督はその後、エジルとコンタクトを取ろうとしたものの、結局話すことができていないという。同監督は「この2週間ほど、彼に連絡を取ろうとしていたが、上手くいかなかった。彼はこの方法を選んだのだし、私はそう受け止めるしかない」と語った。

 2009年にエジルを代表デビューさせ、14年には同選手とW杯優勝の喜びを分かち合ったレーブ監督は、エジルのことを「過去2、30年のドイツ選手で最高の選手の一人」と高く評価した。「今後、個人的に話す機会もあるだろう」と言うが、「彼が自分から電話をかけて、引退について知らせてくれることをもちろん願っていた。彼自身の口からそれが聞けず、最初は残念に思った」と、教え子の去り際に胸を痛めていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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