浦和のオリヴェイラ監督、名古屋戦後の主審侮辱発言で2試合のベンチ入り停止処分

浦和を率いるオリヴェイラ監督【写真:Getty Images】
浦和を率いるオリヴェイラ監督【写真:Getty Images】

名古屋に1-4と大敗後、インタビューや会見で西村主審の判定を批判

 浦和レッズのオズワルド・オリヴェイラ監督に、2試合のベンチ入り停止処分が下った。Jリーグが30日に発表した。

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 オリヴェイラ監督は26日の名古屋グランパス戦(1-4)後、試合を裁いた西村雄一レフェリーへの怒りを爆発させた。中継を担当した「DAZN」のインタビューでは、「名古屋にはジョーだけではなく、ニシムラという良いFWがいました。彼には9番が似合うかもしれません」と発言し、試合後の記者会見でも「今日はジョーのアシストに大きく貢献したのがレフェリーです。ファウルが我々のペナルティーエリア付近で何度も吹かれた」と批判していた。

 これを受け、Jリーグは以下の声明を発して処分内容の説明をしている。

「J1リーグ 第24節(名古屋グランパス vs 浦和レッズ)の試合後インタビューにおいて、オズワルド オリヴィエラ監督が主審を侮辱する言動をとった疑いがある旨の報告があった。かかる報告を受けて、規律委員会にて映像を確認し、同監督に対してヒアリングを行うなど事実確認を行い、(公財)日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同監督の行為は、「主審及び副審に対する侮辱又は公然の名誉毀損行為」に該当すると判断、2試合のベンチ入り停止処分とする」(原文ママ)

 これによりオリヴェイラ監督は、9月1日のセレッソ大阪戦と16日の横浜F・マリノス戦でベンチ入り停止の処分を受けることになった。

 浦和は名古屋戦でジョーにハットトリックを許すなど、今季のリーグ戦でワーストの4失点を喫して敗れた。その前の清水エスパルス戦から数えれば2試合で7失点と苦しい状況だけに、試合中にベンチから細かい修正を行う指揮官の不在は大きな痛手となりそうだ。



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