森保監督が“陰の立役者”を激賞した理由 渡辺皓太のボール奪取に見出した未来とは?

(左から)森保監督、MF渡辺皓太【写真:Getty Images&AP】
(左から)森保監督、MF渡辺皓太【写真:Getty Images&AP】

渡辺がボールカットからのスルーパスで上田の値千金の決勝弾をお膳立て

 現役時代、名バイプレーヤーだった森保一監督らしい心配りだった。アジア大会男子サッカー準決勝、U-21日本代表はU-23UAE代表に1-0で勝利し、宿敵・韓国が待つ決勝戦へと駒を進めた。試合を決定づけたのは途中出場のFW上田綺世(法政大)のゴールだったが、指揮官はそれにつながるボールカットとアシストをしたMF渡辺皓太(東京ヴェルディ)について激賞した。

 0-0のまま推移したUAE戦、スコアが動いたのは後半33分のこと。ペナルティエリア内でフリーとなった上田が豪快に右足シュートを蹴り込み、クロスバーに当たってゴールラインを越え、値千金の一撃となった。しかしゴール以上に白眉だったのは、“シュート前”のプレーだ。

 左サイドの遠藤渓太(横浜F・マリノス)のクロスはクリアされて相手ボールにされかけたものの、渡辺皓太が素早く反応。スライディングでのボールカットから態勢を持ち直し、左前方の上田にスルーパスを通したのだ。試合後のフラッシュインタビューで上田は「僕は仕上げただけで渡辺選手のゴールのようなもの」と話したが、指揮官も会見でこう触れている。

「皓太の良さが出た素晴らしい得点だったと思います。時間帯的にも、この大会の積み重ねのなかでも疲労があった。少し後ろでポジションだけ取るということも考えられるなか、皓太は良い集中を持って、相手のボールを動かすところを狙い、素晴らしい得点につなげてくれたと思っています。本当に疲れているなか、気迫の表れたプレーからの得点だったと思います」

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