大会史上初の“日韓決勝”が実現! 韓国注目「運命の対決」「韓国の未来が懸かっている」

(上から)U-21日本代表、U-23韓国代表【写真:Getty Images&AP】
(上から)U-21日本代表、U-23韓国代表【写真:Getty Images&AP】

日本がUAEを1-0と撃破し決勝進出 韓国もベトナムに3-1勝利で大会初の日韓決勝へ

 森保一監督率いるU-21日本代表が29日アジア大会男子サッカー準決勝UAE戦に臨み、途中出場のFW上田綺世(法政大)の決勝ゴールで1-0と勝利した。9月1日の決勝では韓国との“日韓対決”となるなか、韓国メディアも「アジア大会初の日韓決勝」「歴史に残る日韓戦」「運命の対決完成」と早くも熱気に包まれている。

 日本は2-1でサウジアラビアに勝利した準々決勝から中1日でUAE戦に臨み、出場停止のDF板倉滉(ベガルタ仙台)を含む4人のスタメンを変更。0-0のまま一進一退の攻防を続く中、後半33分に均衡を破った。左サイドからのクロスを一度クリアされたものの、MF渡辺皓太(東京ヴェルディ)がボールカットからスルーパスを通し、上田が豪快に値千金の決勝ゴールを叩き込んだ。

 一方の韓国も準決勝ベトナム戦で3-1と完勝。オーバーエイジ枠で招集のトットナムFWソン・フンミン、J1ガンバ大阪FWファン・ウィジョらに加え、かつて“韓国のメッシ”と称されたFWイ・スンウらが存在感を発揮。金メダル獲得時には兵役免除の特権もあるだけに、大会連覇に燃えている。

 そんな両国の激突に韓国メディアも注目。「SPOTVNEWS」は「韓日戦がアジア大会男子サッカーの決勝で行われるのは史上初めて」と記し、「ドラマチックな決勝が完成した」と報じた。韓国ニュースサイト「スポータルコリア」も「歴史に残る対決が実現。運命の対決完成」と伝えた一方、「関心は金メダル獲得時に与えられる兵役免除の恩恵だ。ソン・フンミンをはじめ、韓国サッカーの未来が懸かっていると言っても過言ではない」と記している。

 2010年以来、2大会ぶりの決勝進出を果たした日本。そして兵役免除を懸けて臨む韓国。果たして、運命の日韓対決を制して金メダルを獲得するのはどちらか。決勝は9月1日20時30分にキックオフを迎える。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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