浦和監督、川崎GKのファウルに「悪意ある」と改めて苦言 出場停止期間の短さに疑問

浦和レッズのオリヴェイラ監督【写真:Getty Images】
浦和レッズのオリヴェイラ監督【写真:Getty Images】

オリヴェイラ監督がナバウトを負傷させたチョン・ソンリョンのプレーに再言及

 浦和レッズのオズワルド・オリヴェイラ監督は、記者会見の席上でオーストラリア代表FWアンドリュー・ナバウトの回復状況について問われると、改めて負傷のきっかけとなったファウルを犯した川崎フロンターレGKチョン・ソンリョンのプレーに「悪意がある」と怒りを示し、出場停止期間について疑問を呈した。

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 今年3月に浦和へ加入したナバウトは、前線の一角でプレーしていたが、5月2日に行われた第12節アウェーの川崎戦(2-0)で負傷した。

 そのシーンは後半25分、最終ラインの背後に抜け出したナバウトに対してチョン・ソンリョンが飛び出して体にタックルしたものだった。空中に大きく飛ばされるようにして倒れたナバウトは、このプレーで右肩を脱臼。オーストラリアに戻ってリハビリを行い、ロシア・ワールドカップ(W杯)に出場したものの、大会中に負傷を再発した。

 ナバウトが離脱した後、オリヴェイラ監督は「アンドリューがいなくなったことで、ゴール前のパワーを欠いている」と話していただけに、浦和にとって痛い離脱となっている。

 その後、オーストラリアで手術を受け、現在は浦和のトレーニングを完全別メニューでリハビリを行っている状況にある。オリヴェイラ監督はその回復状況と復帰時期について問われると、「オーストラリア代表とも連携して、常に連絡を取っている」としたが、時期は明言しなかった。

 そのうえで「繰り返しになりますが、一つ言いたいことがある」と前置きし、厳しい言葉を並べた。

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