原口元気は「期待の担い手」 “ヘディングモンスター”大迫との対決へ独誌も復帰を期待
ハノーファーは敵地ブレーメン戦で苦戦中 原口に未勝利脱却の牽引役を期待
ドイツ・ブンデスリーガは現地時間24日に2018-19シーズンが開幕し、日本代表MF原口元気とFW浅野拓磨が所属するハノーファーは、FW大迫勇也が加入したブレーメンと25日に対戦する。ドイツ誌「キッカー」はシーズン初戦を前に原口に焦点を当て、「期待の担い手」と称した。
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開幕戦で敵地に赴くハノーファーだが、実はブレーメンの地で結果を残せていない。最後に勝ったのは2003年3月のことで、それから15年以上勝ち星を得られていないのだ。
「キッカー」誌は、原口が4年前の開幕戦(当時はヘルタ・ベルリン在籍)でブレーメンと対戦し、同誌の選手採点で「3」(ドイツの採点は1が最高、6が最低)を獲得した点とに注目。原口を「経験豊富な日本人選手」と称し、「期待の担い手:ゲンキ・ハラグチは大腿部を痛めたが、開幕戦に向けてフィットしている」と記した。
当時の試合は2-2のドローだったが、今回ハノーファーが同様の結果で試合を終えるとすれば、それで満足しなくてはならないだろう。なんと言っても、ブレーメンはホームでのハノーファー戦において、直近14試合で10勝4分けと抜群の相性を誇っている。
「ハラグチがこの状況を変える助けとなるだろうか? 27歳の男は大腿部に重度の過度伸展を負ったのち、個人メニューをこなさなくてはならなかったが、今週は徐々に復帰へ近づいている。彼が戻れば、チームには明るい材料となるだろう」
一方、ドイツテレビ局「Sport1」はブレーメンの大迫が先発と予想した。DFBポカール1回戦のヴォルマティア・ヴォルムス戦(6-1)でヘディングでの先制点をマークし、ドイツ各紙から「ヘディングモンスター」と称えられたばかり。大迫という頼もしい新戦力を手に入れたブレーメン相手に、ハノーファーはどんな結果を残せるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)