ベティス乾、リーグ開幕戦で途中出場 際どいシュートで存在感…スペイン紙の採点は?
レバンテ戦で後半21分から出場した乾、左の攻撃的MFに入るとドリブルから局面打開
ベティスの日本代表MF乾貴士が今季リーガ・エスパニョーラ開幕戦で新天地デビューを飾った。現地時間17日に行われた第1節レバンテ戦に後半途中から出場し、あと一歩で初ゴールという場面を作った。チームは0-3で完敗したため、現地紙「マルカ」の採点はやや低い評価がついている。
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試合は圧倒的にベティスがボールを支配する展開となりながら、3バックシステムがレバンテのカウンターの餌食になる展開に。乾は0-2で迎えた後半21分に2枚目の交代カードで乾がピッチへと送り出された。左の攻撃的MFに入ると、最終ライン裏を狙いつつドリブル突破からのスルーパスを仕掛けて状況を打開しにいくと、4万6225人が詰めかけたスタジアムからも歓声が上がった。
後半41分にはパスカットからのカットインシュート、そして同44分には得意のペナルティーエリア左45度から際どいシュートを放ったものの相手GKのファインセーブに遭い、移籍初戦での初ゴールとはならなかった。
チームはボール支配率で77.2%と圧倒的に相手を上回りながらも3点差の完敗。試合後の採点では、ベティスの選手たちはおしなべて低評価となっている。満点が星3つの中で、唯一星2つがついているのは左サイドを活性化したDFジュニオル・フィルボのみ。途中出場だった乾も星1つにとどまっている。
チャンスを作ったとはいえ、上位進出を目指すベティスでは結果を残すことを必要とされる。乾は星1つの評価からスタートしたが、これからのパフォーマンスに一層注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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