ドイツ代表MFロイス、“汚名返上”へ決意 「失敗は新たな始まりのチャンス」

ドイツ代表MFマルコ・ロイス【写真:Getty Images】
ドイツ代表MFマルコ・ロイス【写真:Getty Images】

初出場のロシアW杯で歴史的屈辱 「ミスから学ばなければならない」

 ドイツ代表は今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)で、同国史上初となる1次リーグ敗退の屈辱を味わった。ドルトムントのドイツ代表MFマルコ・ロイスは、その苦い経験を糧に新しいスタートを切ると決意を明かしている。ドイツ地元紙「ルールナハリヒテン」が報じた。

 2014年のブラジルW杯チャンピオンとして、ロシアでも優勝候補の一角として期待を集めたドイツ。しかし、ライバル国から徹底的に研究された今大会は大苦戦。初戦でメキシコに0-1で敗れると、第3戦でも韓国に0-2とまさかの敗戦を喫し、1勝2敗でグループ最下位に終わった。

 自身初のW杯で歴史的な屈辱を味わったロイスだが、「僕らはネガティブになってはいけない」とすでに気持ちを切り替えている。

 W杯の惨敗で立場が危ぶまれたヨアヒム・レーブ監督も続投が決まり、ドイツ代表は新たなステップを迎えた。ロイスは「僕らが悪かったことを忘れてはならないが、ロシアでの失敗は僕らに新たな始まりのチャンスを与えてくれた」と意気込みを明かしている。

 今季、ドルトムントの新キャプテンに任命された29歳は「ミスから学ばなければならない」と強調した。続投したレーブ監督についても、「彼と彼のチームが、僕らを以前のような強さへ導いてくれると確信している」と信頼を寄せている。

 今年9月からは欧州での新たな国際大会であるUEFAネーションズリーグもスタートする。“元世界王者”となったドイツ代表は、再びサッカー界のトップに向かって走り始める。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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