インテル移籍の可能性が浮上するなか、ミラン戦の後半から出場して会場を沸かす

　インテル移籍の可能性が浮上していたクロアチア代表MFルカ・モドリッチが、レアル・マドリードの一員としてピッチに戻ってきた。ロシア・ワールドカップ（W杯）の大会MVPを獲得した司令塔は、現地時間11日に行なわれたサンティアゴ・ベルナベウ杯のACミラン戦に途中出場し、スタンドのサポーターから万雷の拍手で迎えられた。

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　本拠地サンティアゴ・ベルナベウにACミランを迎えたレアル。ウェールズ代表FWギャレス・ベイルやスペイン代表DFセルヒオ・ラモス、コスタリカ代表GKケイラー・ナバス、ドイツ代表MFトニ・クロースらレギュラー陣がスタメンに名を連ねた。

　一方のミランもイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマや新加入のアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインらが先発出場。立ち上がり2分に元フランス代表FWカリム・ベンゼマ、続く同4分にイグアインと早い時間に両エースがゴールを奪う試合展開となった。

　前半終了間際にCKの流れからベイルがネットを揺らして勝ち越したレアルは後半31分にスペイン代表MFイスコに代え、W杯休暇から戻ったモドリッチをピッチに送り出した。スタジアムのファンはスタンディングオベーションで背番号10を迎えた。

　試合終了間際には、そのモドリッチのシュートのこぼれ球をスペイン人MFボルハ・マジョラルが押し込んで追加点。欧州王者レアルがミランを3-1で撃破した。

　スペイン紙「マルカ」はインテル移籍の噂が浮上していたモドリッチの復帰を大歓迎。「最高のニュースは、モドリッチの白いシャツ姿が見られたことだ」と新契約締結で合意が報じられるモドリッチの復帰を伝えた。

　絶大な信頼を集めるモドリッチ。今季も“白い巨人”の一員としてファンを魅了するプレーを見せてくれるはずだ。