清水OBの元伊代表FW、バルサ18歳MFに感銘「新イニエスタ」 ミラン監督も絶賛
今年2月にバルサBデビューを飾ったMFプイグ、トップチームの米ツアーで試合出場
ACミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督と、J1清水エスパルスでプレーした経験を持つ元イタリア代表FWダニエレ・マッサーロ氏が、バルセロナBに所属する18歳MFリカルド・プイグを絶賛している。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が伝えた。
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今年2月にバルサBデビューを飾ったばかりのプイグだが、すぐにトップチームを率いるエルネスト・バルベルデ監督の目に止まり、4月にトップチームの練習に招待された。バルベルデ監督は今のところ、新シーズンもブイグをバルサBでプレーさせる意向のようだが、アメリカで行われたプレシーズンツアーでのパフォーマンスを受けて、その考えも変わるかもしれないと報じられている。
プイグは米ツアー中、トットナム戦に出場してPKを成功させ、4日のミラン戦でもプレー。この試合でバルサに1-0で勝利を収めたミランのガットゥーゾ監督だったが、試合後の記者会見で「バルサには一見子供のように思える選手がいるが、ボール捌きには本当に驚かされる」と話した。
特にプイグについては素晴らしかったと述べ、「彼やバルサでプレーする少年たちについてはずいぶん前に聞いたことがあったよ。サッカーを感じること。あれはちょっと見て真似できるようなことではない。何年もかけて習得することだ。彼らは戦術的な模範に沿ってプレーしない。他の選手がそれを真似するのはものすごくタフなことで、言うまでもなく、バルサのスクールに嫉妬するね」と絶賛した。
また、マッサーロ氏はプイグのプレーも感銘を受けた一人だ。「新イニエスタを目の当たりにしているのかも知れない」とコメントしている。
試合後、マッサーロ氏と話をしたというブイグは「彼(マッサーロ氏)のことは父から聞いていて少し知っていた。彼は僕のどんなプレーが良かったかを聞かせてくれて、ユニフォームをほしいと言ってきたんだ。まだ18歳で先は長いけど、イニエスタと比べられるなんて本当に信じられないよ」と素直に喜びを口にしている。
(FOOTBALL ZONE編集部)