ヴェローナの地元紙も注目「デビューに居合わせることはそれだけの価値がある」

　ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの獲得で注目を集めるイタリア王者ユベントスは、敵地で迎える18日のセリエA開幕戦キエーボ戦のチケットが即完売したという。

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　キエーボの本拠地はイタリア北部で、「ロミオとジュリエット」の舞台にもなったヴェローナにあるスタディオ・マルカントニオ・ベンテゴディ。収容人員は3万1000人ほどだが、開幕戦となるユベントス戦のチケットは発売から24時間を待たずに完売した。

　ヴェローナの地元紙「コリエレ・ディ・ヴェローナ」は、「CR7（ロナウド）は、まるでロックスターだ！」と記し、「この『ロナウド・デー』に誰もがチケットを奪い合った。彼のようなスターを待ち受けることが、どれほどのインパクトかがうかがい知れる」と報じている。

　一方で、日本でも時に問題になる「チケット・ゲッター」による買い占め問題も起きているようだ。すでにチケットの転売サイトでは2倍以上の値段で出品されているものも確認されており、「あまりのアクセス数にサイトもつながりにくくなったが、泥棒は失敗をしなかった」とも伝えられている。

　記事では、「私はそこにいた、という言葉は孫まで受け継がれる。ロナウドのイタリアデビューに居合わせることは、それだけの価値があると認められている」と言及。現地時間18日の18時に全カードの先陣を切って先行開催されるユベントス戦は、イタリアで驚異的な注目を集めているようだ。