再起を懸ける柿谷、開幕戦で今季初得点 チームも7連覇に向けて好発進

白星発進に貢献

 バーゼルの日本代表FW柿谷曜一朗は、現地時間19日、スイス・スーパーリーグ開幕戦のFCファドゥーツ戦に先発出場し、今季初ゴールを挙げた。チームも2-0で勝利し、前人未到のリーグ7連覇へ向けて幸先良いスタートを切った。
 
 昨季、C大阪からバーゼルに移籍した柿谷は、序盤こそ出場機会を得たが、パウロ・ソウザ前監督(現フィオレンティーナ)の下で出場機会を徐々に減らしていった。今年5月に優勝を決めたヤング・ボーイズとの一戦でもメンバー外だった。最終的には、リーグ戦14試合3得点という成績でシーズンを終えた。
 心機一転迎えた新シーズンの開幕戦で 柿谷は右サイドMFで先発出場。1-0で迎えた後半35分、ペナルティーエリア内右でパスを受けた柿谷は、GKとの1対1を冷静に右足で仕留めた。
 チームの勝利を確実なものとする追加点を決めた柿谷は、得点の直後に途中交代でピッチを後にしている。
 日本代表復帰を目指す柿谷。再起を懸けるシーズンは、素晴らしい一歩を踏み出した。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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