日韓の次期監督選び、“方向性の交錯”に韓国紙注目 「なぜ日本と韓国の立場は違う?」

韓国は世界的指導者を切望、日本は“スタイル継続路線”と分析

「両国はロシアW杯後に交錯した歩みを始める。韓国が事実上国内監督を排除したのに対し、日本は自国の監督を内定したからだ」

 韓国は欧州から監督を招聘しようと動いている一方、日本が自国監督で新たな船出を切ろうとしていると言及。「韓国とは異なり、日本は自国の指導者にチームを任せる可能性が高い。ユルゲン・クリンスマンやアーセン・ベンゲルなども名前が上がったが、森保一監督が有力」として、両国の方向性が入れ替わった点を強調した。

 韓国はシン・テヨン監督の留任の可能性は極めて低く、世界レベルの指導者を切望しているという。「日本が自国の指導者を重用する方向に変わったのは、ロシアW杯16強進出による影響が大きいと見られる」と分析しながら、最終的に“スタイル継続路線”を選択したと続けている。

「アジアの国では唯一、ロシアW杯でグループリーグを通過。日本サッカー協会は、日本が追求する質のサッカーを持続するには、自国の指導者が継続的に務めるほうが良いと評価を下した」

 日韓両国の次期監督探しは異なる方向に動きつつあるなか、果たしてどんな決着を見るのだろうか。

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