W杯で活躍のFWムバッペ、仏代表MFにPSG移籍のススメ 会長直々の相談も告白

仏代表ムバッペ(PSG)は、W杯期間中カンテ(チェルシー)にPSGへの移籍について語っていたようだ【写真:Getty Images】
仏代表ムバッペ(PSG)は、W杯期間中カンテ(チェルシー)にPSGへの移籍について語っていたようだ【写真:Getty Images】

W杯で共闘したMFカンテとPSG移籍について大会期間中に話し合い

 先のロシア・ワールドカップ(W杯)で母国の20年ぶり2度目となる優勝に大きく貢献したフランス代表FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン/PSG)は、大会期間中にチェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテとフランス王者であるPSGへの移籍について語っていたことを明かした。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 ロシアW杯で大成功を収めたフランス代表の中で、ベストヤングプレイヤー賞を受賞したムバッペは、所属先となるPSGのナセル・アル・ケライフィ会長がフランス代表で共闘したカンテとの契約に興味を持っていることを認めた。

 ムバッペは「アル・ケライフィ会長が僕に相談してきたのは事実。エンゴロがフランス代表に良い結果をもたらしてくれたと僕は答えたよ」と大会期間中に会長が直々に相談してきたことを告白。加えて、カンテに移籍する可能性があるのかを聞いていたことを明かした。

「W杯の間にエンゴロとは話したよ。とはいえ、移籍のことはいろいろ考えさせることになるのでやりすぎないようには注意した。結局、僕は彼のポケットにいくつかの言葉を書き添えたメッセージを入れることにしたんだけど、彼が家に帰った時に発見してくれていると思うよ」

 カンテは2015-16シーズンにレスター・シティの一員として日本代表FW岡崎慎司らとプレミアリーグを制覇。そこで一躍脚光を浴びると、翌年にチェルシーへとステップアップを遂げ、今では世界最高峰のミッドフィールダーと呼ばれるまでに成長した。現在、チェルシーとは3年の契約を残していると言われているが、報道によれば今夏中にPSGへと移籍する動きがあると伝えられている。

 W杯で共闘したムバッペの移籍のススメはカンテに届くのか。今夏の動向に一層注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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