トルコに集まる再起を誓う点取り屋 マリオ・ゴメスもベシクタシュ入りへ

暴落したスーパーマリオの価値

 フィオレンティーナのドイツ代表FWマリオ・ゴメスがトルコ行きを決意したようだ。イタリアの移籍情報サイト「トゥット・メルカートウェブ・コム」が伝えている。
 かねて移籍のうわさが絶えなかったゴメスだが、選手サイドはベシクタシュからのオファーを受け入れ、クラブ間での交渉も最終段階にあるという。オファー額は400万ユーロ(約5億5000万円)とされているが、フィオレンティーナ側は600から700万ユーロ(約9億円前後)プラスボーナスを要求。獲得を希望しているFWマッティア・デストロへの資金源にしたい意向があるという。
 バイエルン ・ミュンヘン時代にはブンデスリーガで得点王を獲得するなど、「スーパーマリオ」の愛称で親しまれた。1600万ユーロ(約22億円)ともいわれる移籍金で2013年シーズンにフィオレンティーナへとやってきたが、2年間でその価値は大きく下がってしまっている。
 今季のトルコリーグは、フェネルバフチェにオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシー、ガラタサライにドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが加入するなど、期待されながら近年は結果が残せなかったストライカーが加入している。ゴメスも彼らと同様にトルコの地で再起を図ることになるのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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