クロアチアの“W杯準優勝メンバー”が移籍市場で高評価 特に熱視線を浴びる選手は?

W杯で準優勝と躍進したクロアチア代表、特にDFドマゴイ・ヴィダ(左)へのオファーが殺到しているようだ【写真:Getty Images】
W杯で準優勝と躍進したクロアチア代表、特にDFドマゴイ・ヴィダ(左)へのオファーが殺到しているようだ【写真:Getty Images】

人気銘柄となるDF陣 ヴィダにオファー殺到、ヴルサリコにはインテルが交渉中

 ロシア・ワールドカップ(W杯)で初の決勝進出を果たしたクロアチア代表の選手たちが、今夏の移籍市場で人気銘柄となっている。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」などが報じている。

 特に、現時点で人気になっているのが最終ラインの選手たちだという。センターバックのDFドマゴイ・ヴィダは、現在トルコの強豪ベシクタシュに所属しているが、プレミアリーグからリバプール、トットナム、ウェストハムが獲得に乗り出しているという。また、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、セビージャもヴィダの獲得を目指していると報じた。

 セビージャが動くきっかけになったのも、クロアチア代表DFだという。控えセンターバックとしてW杯では1試合の出場にとどまった21歳のDFドゥイェ・チャレタ=ツァルの獲得に動いていたが、ザルツブルクから日本代表DF酒井宏樹の所属するマルセイユへの移籍がほぼまとまったと報じられている。

 また、右サイドバックとしてスタミナを発揮していたDFシメ・ヴルサリコは、アトレチコ・マドリードからインテルへの移籍交渉が進んでいるという。買い取り義務のある期限付き移籍なども含め、総額で3000万ユーロ(約39億円)前後のラインで交渉が進んでいるとされ、評価を高めている。

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