乾が海外メディアのW杯ベスト11選出 MVPモドリッチ、ムバッペ、アザールらと比肩

(左から)アザール、ムバッペ、モドリッチ、乾【写真:Getty Images】
(左から)アザール、ムバッペ、モドリッチ、乾【写真:Getty Images】

2得点1アシストを記録してベスト16に貢献「終始日本の光明だった」

 ロシア・ワールドカップ(W杯)はフランスの20年ぶりとなる優勝で幕を閉じた。日本代表は史上初のベスト8進出こそならなかったが、FIFAランキング3位のベルギー相手に激闘を演じるなど、勇敢な戦いぶりは世界から称賛された。海外メディアは大会のベストイレブンを独自に選出。世界の名立たるスターたちと並び、MF乾貴士が堂々のメンバー入りを果たしている。

 アイルランド公共放送「RTE」は、W杯閉幕を受けて大会ベストイレブンを独自に選出した。

 守護神はイングランドの28年ぶりベスト4に貢献したGKジョーダン・ピックフォード。DFにはフランスからラファエル・ヴァランとベンジャミン・パバール、今大会3得点を挙げたコロンビアのジェリー・ミナ、イングランドのハリー・マグワイアが名を連ねた。

 中盤センターは大会MVPに輝いたクロアチアのMFルカ・モドリッチとフランスのMFエンゴロ・カンテ、そしてサイドにクロアチアのFWアンテ・レビッチと乾が選ばれた。今大会で2得点1アシストを記録した乾については、「スキルフルな攻撃的MFは、終始日本の光明だった」と絶賛している。

「左サイドでプレーしているイヌイのトレードマークは、インサイドにカットインして右足の一撃必殺でゴールを狙うこと。レアル・ベティスの男はグループリーグのセネガル戦で得点を挙げたが、初戦のコロンビア戦でも日本の勝利を支えた」

 記事では、ゴールを挙げたセネガル戦とベルギー戦で貢献した以外にも、初戦のコロンビア戦で歴史的勝利を支えたと高評価している。

 残る二人には、史上初の3位に輝いたベルギーの躍進を主将として支えたFWエデン・アザールと、優勝したフランスから19歳の神童FWキリアン・ムバッペが選ばれた。

 FIFA(国際サッカー連盟)選出の「ロシアW杯ブレイクスター5選手」にも名を連ねるなど、「Takashi Inui」の名前を世界に轟かせた大会となった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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