日本代表GK川島、「W杯セーブ率」で好数値 優勝の仏代表名手やレアル守護神に比肩

日本代表GK川島は、「セーブ数」で大会7位の15をマークした【写真:Getty Images】
日本代表GK川島は、「セーブ数」で大会7位の15をマークした【写真:Getty Images】

川島はW杯7位の15セーブ セーブ率で仏代表ロリスやコスタリカ代表ナバスと同数値

 日本代表はロシア・ワールドカップ(W杯)をベスト16で終えた一方、フランス代表が20年ぶり2度目の優勝を飾った。FIFA(国際サッカー連盟)の公式サイトで各国選手のデータを公開しているなか、日本代表GK川島永嗣が「セーブ率」でフランス代表守護神やレアル・マドリード所属のコスタリカ代表GKに比肩する数値を叩き出している。

 ロシア大会の全64試合が終了し、FIFA公式サイトでは様々な大会データを紹介している。日本の全4試合にフル出場した川島もGK項目で名を連ねているが、「セーブ数」では大会7位の15をマーク。1位はベルギー代表GKティボー・クルトワ(チェルシー)の27セーブ(7試合)となった一方、川島と同じ4試合で最多はメキシコ代表GKギジェルモ・オチョア(スタンダール・リエージュ)で、大会2位の25セーブを記録している。

「セーブ率」に目を移すと、2試合以上に出場した守護神のなかではデンマーク代表カスパー・シュマイケル(レスター・シティ)が最高の91.3%(4試合390分出場)、ベルギー代表のクルトワが81.8%(7試合630分出場)、韓国代表チョ・ヒョヌ(テグFC/3試合270分出場)が81.2%でトップ3となっている。その一方、日本の川島は66.7%をマーク。これは優勝したフランス代表GKウーゴ・ロリス(トットナム/6試合540分出場12セーブ)、コスタリカ代表GKケイラー・ナバス(レアル/3試合270分出場10セーブ)らに並ぶ好数値となった。

 川島はグループリーグ第2戦セネガル戦(2-2)でパンチングミスから失点。試合後には「自分のミス」と認めるも批判が集まり、一時はスタメンを巡って論争も巻き起こったが、大会を通じて世界の名手たちに肩を並べている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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