乾は「キャプテン翼に匹敵」 W杯活躍のMFを海外紙直撃「僕は小学生のようなもの」

ロシアW杯では2得点1アシストをマークした乾【写真:Getty Images】
ロシアW杯では2得点1アシストをマークした乾【写真:Getty Images】

来季からベティスでプレーする男は「フットボールの旅を楽しみ続ける」ことを追求

 日本代表MF乾貴士は、ロシア・ワールドカップ(W杯)で2得点1アシストをマークし、西野ジャパンのベスト16進出に大きく貢献した。30歳のアタッカーが見せた目覚ましい活躍は世界から称賛されたが、本人は新天地ベティスでの挑戦に気持ちを切り替えているようだ。スペイン紙「アス」が報じている。

 ロシアW杯から5日に帰国し、乾は現在束の間の休暇中。7月12日には東京のスペイン大使館でベティス加入会見が予定されている。記事では、ベルギーに敗れてベスト16で大会を後にしたものの、「帰国してからは真のスターとして扱われている」と紹介した。

 その存在感に関しては、「キャプテン翼にも匹敵するものとなっている」と人気漫画「キャプテン翼」の主人公を引き合いに出して表現し、乾本人のコメントも伝えている。

「僕はベティスのようなチームで、単純にフットボールの旅を楽しみ続ける。それが僕の追い求める道です。その点、僕は小学生のようなものなので、楽しんでプレーするつもりです」

 また、身長169センチとロシアW杯に出場した全736選手のなかで最も小柄ながら、2得点1アシストの活躍を見せたことに関して、サイズのハンデを努力でカバーしてきた経緯を振り返った。

「サッカー選手としての人生の中で、全員に僕の弱点は体格で、戦い抜くうえで十分じゃないと指摘されてきた。だから、もし僕にフィジカルが足りないなら、その分ハードワークで上手く補っていこうと努めてきた」

 ロシアW杯の活躍で、世界的な評価は大きく上がった。しかし、乾はこれまでと変わらず、サッカーを楽しむ姿勢を貫いていくに違いない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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