浦和FWが“同郷”のなでしこの岩渕、岩清水にエール

刺激となった2人の活躍

 高木はヴェルディユースからトップ昇格を果たし、プロのキャリアをスタートさせた。その高木にとって、日テレ・ベレーザ所属の選手たちは、同じクラブで育った仲間だ。現在のなでしこジャパンのメンバーには、ベレーザに所属経験のある選手たちが数多くそろっている。それだけに、「やっぱり、同じクラブで育った選手が活躍しているのを見ると刺激になるし、頑張ってほしいです」とエールを送った。
 中でも、なでしこのディフェンスリーダーの岩清水梓は、高木がヴェルディから清水に移籍後もゴールを決めると、祝福のメールを送るなど交流が続いていた。岩清水が、 清水の試合観戦に訪れたこともあったという。
 また、同じく鋭いドリブル突破を武器にするFW岩渕真奈(バイエルン・ミュンヘン)は2007年から12年までベレーザに所属した。
 「歳も近いし、交流があった。サッカーの話もいろいろとしたことがある」と高木は語る。アルゼンチンの伝説の天才にちなんで「マナドーナ」の愛称を持つ岩渕は、なでしこジャパンの切り札となっている。
 
 「決勝戦でも頑張ってほしい。テレビの前で応援します」と語り、ベレーザ出身選手と、なでしこの躍進を心から祈っていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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